症例180 奈良県香芝市在住 50代女性
じゃがむ時の膝裏の痛みの症状
当院ホームページをご覧になり来られた方です。
3年前から膝裏の痛みが出だして、病院でヒアルロン酸の注射をしていたが緩和せずに今まで来たということでした。
今は右膝裏が特に痛み寝ていても膝が痛み、仕事後は痛みが強くなるということでした。
立ち仕事なのでしゃがむ動作もあり大変困っている状態で切実な感じがしました。
長くかかっても頑張って通うので良くしてほしいと訴えておられました。
じゃがむ時の膝裏の痛みの整体
「整体1回目」
初検時に確認すると膝裏の外寄りにトリガーポイント(凝り)があり、そこを刺激すると痛みがありました。
施術は初めに足部と下腿部を調整し、その後に大腿部後面を調整しました。
そして膝裏の外寄りのトリガーポイント(凝り)を超音波治療器で緩めていきました。
その後に検査すると膝裏の痛みが少し緩和していたので自宅でできるセルフ整体を教えてこの日の施術を終了しました。
「整体2回目」
膝裏の痛みは変化がない状態でした。
施術は前回と同じことを行いました。
「整体4回目」
施術後と休日は膝の痛みが少なくなるが仕事が終わると痛みが強くなる状態でした。
「整体5回目」
同じ状態が続いていました。
「整体6回目」
この回から施術は大腿部外側の筋膜リリースを中心に行いました。
「整体7回目」
前回の施術からかなり膝の痛みが改善し、しゃがむ動作ができるようになったということでした。
この回も施術は大腿部外側の筋膜リリースを中心に行いました。
「整体10回目」
膝裏の痛みも消失し仕事も問題なくできるようになりました。
現在は定期的なメンテナンスに来られています。
じゃがむ時の膝裏の痛みの考察
この方の場合は痛む場所が主に膝の裏側でしたので、下肢後面の筋膜を中心に施術しましたが
それに加えて下肢外側の筋膜を施術することで、顕著に改善が進みました。
膝の痛みに限らず下肢の痛みやしびれ、腰痛にも外側の筋膜は深く関わっていると思われます。
膝の痛みについてはこちら
たけもと接骨院・整体院
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院長 武本昌史(柔道整復師)